綺麗な服着た君に どこ行くの?なんて 聞く意味もなくて
久しぶりの連絡だとワクワクしていた僕が 可哀想なくらい小さくなった背中を丸めて震えている
今日はさすがに行けそうにない…。
追いかけてはけないと、
君が急に 君が勝手に記した終止符を薬指が物語る
せめて僕が手を繋げるくらい出来るコに 会ってからでも遅くなかったじゃない…?
それくらい… せめて最後は思いやってくれても良かったじゃない…?
君を連れ去ったあの季節を 思い出し…
こんな日が来るコト どこかで分かっていたはずなのに…
目を瞑って ひたすら歩いていたみたいなの…
さっき叩き起こされた僕は ようやく全てをリアルに感じ出して…
その傷 生々しくて見せたりできない。
その傷 痛々しくて動けやしない。
君を責めても僕を責めても変わらない今を嘆いても
何も変わらないからもう泣くコトさえやめました。
君はあの人と並び あの人の横で嬉しそうに歩いていくね
何故君を愛したかなんて 理由があるはずもないけど
問いかけてみては「愛してるから。」 しか浮かばなくて …
あの人が言う愛してるってどれくらいなんだろう?
あの人が言う守ってあげるってどれくらいなんだろう?
馬鹿みたいに浮かんでくるあの人へのクエスチョンマーク
君が言われて一番しっくりくるやつが あの人なのだから
もう、そんなコトは関係ないのさ…
僕が綺麗な服を着る日が来て
綺麗な服着た人と繋ぐ日が来て
誰かと並び 誰かの横で嬉しそうに歩く日に また逢おうね
久しぶりの連絡で そしたら 君に仕返しさ、きっと驚かせるよ
約束しよう。
それがまた冬の季節でも
また逢おう。
そんな日が来ること 今はとてもじゃないけど考えられない…けど
また逢おう。
冬が君を連れ去り 僕は春を待ち また来る冬に凍えながら…
春を待ちわびる
また逢おうね。